次亜塩素酸水による感染予防装置を導入しております。

次亜塩素酸水については明確なエビデンスは現段階ではないとされておりますが、空気中の噴霧濃度が低濃度であれば健康被害がないとされております。反応を受けるとすぐに水に置き換わるといった作用があり、ウイルス除去の能力にも明確なものはありませんが感染対策の一助となるものと導入致しました。現段階では医院自体の専有面積が大きいのもあり、オゾン発生装置と併用して使用しております。

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスに対する消毒に関する見解の中で、「室内空間で日常的に物品等の表面に対する消毒剤の(空間)噴霧や燻蒸をすることは推奨されない」としており、また、「路上や市場と言った屋外においてもCOVID19やその他の病原体を殺菌するために空間噴霧や燻蒸することは推奨せず」「屋外であっても、人の健康に有害となり得る」としています。また、「消毒剤を(トンネル内、小部屋、個室などで)人体に対して空間噴霧することはいかなる状況であっても推奨されない」としています。(5月15日発表)
また、米国疾病予防管理センター(CDC)は、医療施設における消毒・滅菌に関するガイドラインの中で、「消毒剤の(空間)噴霧は、空気や環境表面の除染方法としては不十分であり、日常的な患者ケア区域における一般的な感染管理として推奨しない」としています。

この事よりあくまでも補助的役割として人員のいないときに使用しております。